皆さまこんにちは。
前回初めての練習について話しましたが、今日は初めて試合に出場したときのことをお伝えしたいと思います
ラケットを決められ卓球のルールも覚えて、少年団の練習だけでなく父親とも徐々に練習するようになり
ようやく試合ができるくらいになった私はいよいよ初めての試合にでることになりました
大きな大会の予選でもなくただの市民大会でしたが、初めての大会で団体戦ということもあり私は不安でいっぱいでした
勝つか負けるかというよりは、きちんとルール通りにプレーできるか、みんなに迷惑をかけないかということの方が心配でした
何より大きな声を出すのが嫌で「サーッ」とか「ヨーッ」と声を出すのが何より一番嫌でした
初戦の相手は小さい頃からやっているようなかなり強い選手で
その少年団は地区のみならず北海道全域においてもトップクラスの少年団でその選手もその時すでに北海道でベスト8に入るくらいの実力者でした
そして後に初めて戦ったこの相手が私の人生を左右する運命の相手だったとはその時は誰も知る由もありませんでした
その時の私にとっては早く試合が終わってくれた方が嬉しかったので、その方が良かったのですが
試合の内容はというと
ただサーブを出して返ってきたボールをスマッシュするだけでラリーは全然続かないし、
プレーするよりも声を出すのが嫌で、そのことばかり考えて落ち着きがなく焦ってばかりでただ試合を進めているだけで
せっかく少年団のみんなが応援してくれたのですが、私は初戦でコテンパンに負けてしまったのです
チームのみんなには申し訳ないと思いましたが、しかしそれ以上に
当時はまだ卓球なんて長く続けようと思っていませんでしたから、無事に試合が終わったことにホッとしていました
少年団の監督やチームのみんなは「初めてにしてはよくやった」と言ってくれましたが、負けず嫌いな私の父だけはとても悔しがっていて
私の負けを素直に認めようとはしませんでした
そこから私と父の猛特訓が始まったのです…
続く
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