皆さんこんにちは
今日はカットマンの攻略について記事を書きたいと思います
今回のリオ五輪でも日本女子代表が散々苦しめられたカットマンですが、特に女子の選手で苦手な人も多いのではないでしょうか
私は男性ですが、現役時代はカットマンを「得意」としていました
カットマンの方には迷惑な話ですが、今回はカットマン攻略のコツなどを少しだけ解説していきたいと思います
私のカットマン攻略法は「理論的」でかなり長いので、もし続きが気になったり、より詳しく知りたいという方は是非こちらを読んでみてください→「カット打ち絶対攻略」
さて、本題ですが
カットマンが苦手な人にはある決定的な理由があります、それは「決定打がない」あるいは「決定打を打てない」ということです
カットマンでなくても、ラリーは相手がよっぽど下手くそでない限りほとんどはどちらかの「決定打」によってラリーが終わります
ましてや、カットマンはミスをせずに粘るのが仕事ですから、まず相手のミスで勝つことは難しいでしょう
その際にカットマンを相手にこちらがラリーで得点するためにはドライブでもスマッシュでも「決定打」を打つ必要があります
しかし、決定打がない、あるいは下回転に対する決定打を打つのが下手な場合は得点できる確率が低くなり、さらに焦って決めようとして自滅することにもつながります
女子選手の多くは前陣で速いテンポでラリーをする選手が多いですが、その分パワーがなかったり「スマッシュ」で決める選手が多く
下回転をパワードライブで打ち抜くようなパワフルな選手は少ないため、多くの女子選手はカットマンに対して安定感の少ないスマッシュで決めざるを得ないのです
では、どうしたら良いのか
下回転のボールをスマッシュするのは、それが高いボールであっても難しく安定感がありません
ですので、ただつなげるだけのループドライブではなくカットに対しての「直線的なスピードドライブ」を習得しなければなりません
パワーのある男子選手ならともかく女子選手にパワードライブは打てないと思うかもしれませんが
スピードドライブはただ単に腕力で下回転を持ち上げて速いボールを打っているわけではなく、「コツと打ち方」があるのです
多くの方は「下回転=下から上に持ち上げる」と考えてしまいますが、そうではなく、下回転であろうとなるべく「平行に近いスイングで前に打球する」ことがポイントです
具体的な方法は理論的で長くなってしまうので今回は省きますが、たとえ力のない選手でも低いツッツキやカットを直線的なスピードドライブで打つことは可能です
これは根性で何とかするとか一か八かでやってみるといったことではなく、理論的に可能でありそれさえ理解できていればカットマンに対する苦手意識が消えカット打ちが得意になるでしょう
もちろん反復練習は必要ですが、つまりカットマンに対して直線的なスピードドライブを打てるようになるということは
徐々に相手を台から下げ、よりスピードドライブやスマッシュが打ちやすくなり、「決定打の決定率が上がる」ということなのです
また相手を台から下げた分、「ストップ」の有効性も高まります
決定打や得点するパターン、戦略があれば、「それに向かってラリーをする」ことができますが、それがなければ「ただラリーをつなげている」だけになりますので、よりミスの少ないカットマンに勝つことは難しくなります
例えばプロの将棋なんかは、ある程度駒を進めたら、何十手や百手以上も先を読んで相手を詰ませることから「逆算」して今の手を打ちますが
カット打ちもこれに似たようなもので、決定打は何か、どうやって得点するのかを明確にし、そこに向かってラリーを展開することができれば、カットマンに勝つ確率は高くなります
是非今一度カットマンに対する強打や決定打を磨く練習をして、戦略的にカットマンと戦うようにしましょう
落ち着いてやるべきことを明確にし、それを実行できたならば必ず試合でも結果はついてくるでしょう
それでは
~PS~
より詳しい「理論的な」カット打ち攻略メソッドはこちらからダウンロードできますので、是非この機会に手に取ってお楽しみください。
0コメント